朝、寒くて目が覚めました。
クローゼットを開けて、長袖を探す。
……ない。
いや、あるんです。あるんだけど、足りない。
だってまだ、半袖が主役の顔をして並んでいるから。
売り場は、とっくに秋
おかしいんですよ。
わたし、売り場ではもう何週間も前から
秋の服を並べているんです。
ニットを畳んで、
深い色のパンツをそろえて、
「もう秋ですよ〜」って顔をした売り場を、
毎日せっせと作っている。
なのに、自分の家は、まだ夏。

わたしは「色派」です
秋物を並べる日は、ちょっと楽しい日です。
並べ方って、人によってクセがあるんですよね。
色で並べたい人と、サイズで並べたい人。
わたしは、色派です。
だって、色を並べていると考えちゃうんです。
「このブラウン、わたしのあのスカートに合うかな」
「このくすみグリーン、手持ちの何と合わせよう」
並べながら、頭の中でずっとコーディネートしてる。
これが、たまらなく楽しい。
サイズは「わたしの基準」
じゃあサイズは気にしないのかというと、
それはそれで、ちゃんと見ています。
わたしには「このサイズが履けなくならないように」っていう、
自分だけの基準のサイズがあるんです。
並べるときに、ついそのサイズを手に取っちゃう。
で、ちょっとでもいつもよりゆるいと……
その日一日、機嫌がいい。
単純ですよね。
でも、こういう小さいご褒美って大事なんです。
(20kg痩せたときの話はこちら → 50代が20キロ痩せた方法|立ち仕事しながら半年で)
タグの向き問題
並べ方で、もうひとつこだわっていることがあります。
タグの向きです。
・畳んだ服は、タグが縦にまっすぐそろっていると、棚がきれいに見える
・ハンガーの服は、手に取った瞬間にサイズがわかる位置に
・パンツは、上からのぞいただけでサイズがわかるように
これ、全部お客様のためなんです。
いちいち店員を呼ばなくても、
自分で見て、自分で選べるように。
お客様が迷わない売り場って、
こういう小さいことの積み重ねなんですよね。

閉店後、終わらない
でもね。
これが、閉店後にはぐちゃぐちゃになっているんです。
きれいに揃えたタグは、あっちこっち向いて。
畳んだニットは、広げられて、また置かれて。
(ぐちゃぐちゃ問題の話はこちら → 【販売員あるある】畳んでも畳んでも、元に戻る)
それを直して、
明日のレイアウト変更をして、
ゴミをまとめて……
終わらない。
でも、一番時間がかかっている理由は、実はそこじゃないんです。
明日の朝いちばんに来てくださるお客様を、
気持ちよくお迎えするための準備。
それを、夜のうちにやっている。
だから、終わらないんです。

で、うちのクローゼットは
そんなふうに、売り場の衣替えはちゃんとやっているのに。
白状します。
わたし、家の片付けは苦手です。
ちょっとずつやるのが嫌いなので、やるなら一気に。
今回みたいな季節の変わり目に、真夏のものだけまとめてしまう。
もう着ないものは、リサイクルに回します。
あとは、普段着と仕事着を、箪笥の中で分けておく。
これだけは、ちゃんとやっています。
あ、あと、たたみ方だけはお店のまま。
家でも、ついお店と同じたたみ方をしてしまうんです。
引き出しの中だけ、ちょっと売り場。
……それ以外は、まあ、ね。
お客様の明日のためには、あんなに頑張れるのに。
自分の明日のためには、なかなか頑張れない。
不思議ですよね。

おうちの衣替えに使えるかも
せっかくなので、
売り場でやっていることで、家でも使えそうなことをまとめておきます。
・色で並べると、朝の服選びがラクになる
・引き出しの服は立てて入れると、上からのぞくだけで全部見える
・片付けが苦手なら、季節の変わり目に「一気にやる日」を決める
・普段着と仕事着を分けるだけでも、朝の迷いが減る
わたしも、これから半袖をしまいます。
……たぶん、今週中には🍓
今日も売り場に立っているあなた、お疲れさま🍓
※このブログはフィクションです。登場する人物・お店はすべて架空のものです。


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