雨の日の、レジでのお話。
ちょっとしたことなんだけど、
今でも思い出す出来事があるの
雨の日、レジでの出来事
その日は、途中から雨。
お客様が「袋にビニールのカバーを入れてほしい」とおっしゃったので、
ミルキは対応しました。
でもね、ミルキはこう思ってたの。
「そこまで言われてないし、いらない方もいるかも」
「聞かれたら、その時にお出ししよう」
——だから、ご希望のあった分だけ、お渡ししていたの。
すると、隣にいたぽえちゃんが。

ぽえ
お客様、ビニールのカバー差し上げましょうか?
お客様は、とても喜んでいらっしゃいました。
……よかったね、お客様
そして、あの視線
お客様がお帰りになったあと。
ぽえちゃんが、ミルキを見たの。
横目で、じろっと。
……いや、何も言ってないよ?
言ってないけど、伝わってくるの。
「わたし、気が利くでしょ」って
ミルキは思いました。
そうね、確かに気が利いてた。
お客様も喜んでた。それは事実。
……でも、なんでこっち見るの?、、、

気が利くって、なんだろう・・・
あれから考えてるの。
気が利くって、なんだろうって。
ミルキは、必要な方にだけお渡しした。
「いらない」と言われる方も多いから。
ぽえちゃんは、あのお客様に声をかけた。
そして、喜ばれた。
それは、間違ってない。
でもね、ひとつだけ思うことがあるの。
気配りって、相手のためにするものであって、
誰かに見せるためのものじゃないんじゃないかな、って。
見せるためにやると、
見てくれる人がいない時に、やらなくなっちゃうから。
……あ、ぽえちゃんの悪口じゃないのよ?
ちゃんと気が利いてたんだから。ほんとに。ほんとよ

気が利く人と、気が利くように見せる人。
その差は、たぶん、
「誰のためにやってるか」だけ。
見てる人は、ちゃんと見てるから🍓
今日もお疲れさま!
※このブログはフィクションです。登場する人物・お店はすべて架空のものです。


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