前に「販売員が売り場で見ているもの」という記事を書きました。
今日は、見られるほうの話です。
人前に立つのは、思ったより苦手です
正直に書きますね。
人前に立つのは、思ったより苦手です。
20代の頃は、ちがいました。むしろ、人目を浴びたいと思っていたかもしれません。人がたくさん集まる場所でお仕事をさせてもらっていたこともあって、あの頃は楽しかったです。
今も楽しいんです。楽しいんですけど、何か、昔とはちがうんですよね。
何が変わったんでしょうね。自分でも、はっきりとはわかりません。
お店を出ても、人前に立っている
実は、わたしもわかるんです。
あ、確か、、、この人、あのお店の店員さんだ!駅のコンビニの人だ!よく行くスーパーのレジの人だ!
みなさんも、ありませんか??信号待ちのときとか。
あれ、この人どこかで見たことあるな。……そういえば、あのお店の。
そんなふうに思うこと。
ということは。
わたしも、そう見られているということです。
子どもがいれば、顔見知りもどんどん増えていきます。
ママ友の会話の中で「あの子、最近あそこのお店で働いてるよね」とか。お母さん同士なら「あの子のお母さん、あそこのお店の人よね」とか、、、
たぶん、そういう視点で見られているんだろうなと思っています。
それがいいことなのか、よくないことなのか。正直、いまだによくわかりません。
噂好きの方も、わりといらっしゃいますし。
……でも、そこを気にしていたら、何もできませんけどね。
だから、外で変なことはできません。
変なことも、言えません。
どこで誰が、何を見て、何を聞いているかわからないので。
これ、販売員をしている方なら、わかってくださると思います。制服を脱いでも、人前に立っているんですよね。

ちゃんと伝わっているかな
お店の中の話に戻ります。
人前でしんどいのは、「ちゃんと伝わっているかな、、、」と思うときです。
お客様に対してもそうですし、スタッフに対してもそうです。
入社したての頃は、朝礼が難しいと思いました。みんなの前で話すって、こんなに大変なんだ、と。
そして今、難しいなと思うのは、インカムです。
みんなが聞いています。だから、人の声とかぶってはいけません。短く、簡潔に伝えなければいけません。
訓練だと思うんですけど。
……つい、だらだら話してしまうこともあります。うまく伝えられていないな、と思う日もあります。
30年やっていても、こんなものです。
苦手は、克服するチャンス
でも、苦手なことって、克服するチャンスでもあると思うんです。
困っていそうなスタッフがいたら、わたしは積極的にフォローに回ります。
わたしも、そうだったので。
そうすると、だんだんみんな上手になっていきます。特に、自分で努力しようと思っている人は、気がつくと自然に上手になっているんですよね。
見ていて、うれしくなります。

逆に、得意すぎる人は
ちょっと逆の話も。
接客がとても上手で、お話も楽しくて。お客様にも人気がありました。
でも、そのぶん時間が長くなります。長くなるということは、そのあいだのほかの仕事を、誰かがやっているということです。
自分の得意を、生かしすぎてしまったのかもしれません。
結局その人は、辞めていってしまいました。
バランスなんだと思います。
会社に求められているものは、何なのか。お客様に求められているものは、何なのか。その両方を見ながら、立つ場所を決めていく。
そういう仕事なんですよね。
平気といえば平気
というわけで、わたしの答えはこれです。
平気といえば、平気。
平気じゃないといえば、平気じゃない。
今でも、そうです。
ただ、この仕事から離れられないので。この仕事を選んだ自分に、従うしかない。そう思っています。
明日も、売り場に立ちます。
今日もお疲れさま!🍓
※このブログはフィクションです。登場する人物・お店はすべて架空のものです。


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