洋服が好き、だけじゃ続かない|辞めていった人たちのこと

バックルームで段ボールを運ぶミルキちゃん ミルキちゃんの日常

前に「アパレル販売員なんて、誰でもできる?」という記事を書きました。

今日は、その続きです。

「洋服が好き」は、この仕事の入口です。たぶん、ほとんどの人がそこから入ります。

でも、好きなだけでは続きません。

辞めていった人たち

たくさんの人が辞めていくのを見ました。。。

せっかく仲良くなった仲間も何人もいます、、、

新入社員の頃は、結婚して辞めていく人が多かったです。あの頃はラッキーな職場で、みんなが仲良しでした。

今は、ちょっとちがいます、時代かな。。。

「新しいことを始めたいので」と言って辞めていく人。

でも、わたしから見ると、それは表向きの理由で、人間関係に詰まってしまった人が多かったように思います。

そしてもうひとつ、よくあるのがこれ。

思っていたのと、ちがった。。。

きれいな服を着て、楽しく働けるはずだった

わかります!!わかりますとも!!!わたしもそう思っていました。

いつもきれいな服を着て、楽しくお仕事ができる。

膝をついて棚の商品を整えているミルキちゃん

でも、実際は→

朝からレイアウト変更。開店前の準備。大量のゴミ捨て。段ボールを運んで、品出しをして、また畳む、閉店しても明日の営業に向けての準備と、ゴミ捨て、レイアウト変更、売上計画に沿って行動する、決められたオペレーションで動く、報連相の徹底、商品管理、商品動向のチェック、その他、ここまでは、大体アルバイト、パートのお仕事、

それより何より、散らかった商品を元通りに綺麗に並べ直すという最大の、絶対にやって帰らねばいけないタスク。

力仕事も、わりとあります。

ある子が言いました。

わたしたち、働きアリみたい。

笑ってしまったけど、たしかにそうだなと思いました。いまだにその言葉覚えてます!その子は、辞めていきました。。。

理不尽な言い方をされて、怒って辞めていった人もいます→この場合どちらにも反省点ありと、ミルキは思う。ただ、いつも納得いかないのは、新しい風(人)の方が辞めてしまうこと。。。

じゃあ、何が必要なのか

洋服のセンスがあればいい、という話ではないんです。

いちばん求められているのは、たぶんこれ。

どれだけ、求められたものに上手に応えられるか。

上手にです!

それぞれが必死なので、

作業の効率。お客様への対応。そして、クレームの一次対応。

最初に対応した人がお客様をもっと怒らせてしまうと、あとから出ていく店長が、もっと大変な対応をすることになります。だから、そこを上手にできる人が求められることがあります。そんなの、経験不足だと大人でもでき兼ねます。

スタッフ同士のやり取り。

最初はみんな知らない人同士、ですが、どこからか期待が生まれてくるのです、、、そうすると、どういうわけか陰口を言ってみたり、間違えた対応をして(わざとでは無いのに)しまった人が、『こんなことがありました』とみんなの前で公開処刑されてしまう。など例を挙げるとまだまだ盛りだくさんですが、、、

センスとは、ちょっとちがう話ですよね。

🏦 ミルキの信頼貯金メモ
クレームの一次対応って、いちばん損な役回りに見えます。でも、そこを穏やかに受けられる人は、まわりがちゃんと見ています。目立たないけれど、いちばん貯まるところかもしれません。

自分の好みじゃない服は、どうするの

まあ、よく聞かれます。

正直に言うと、好みじゃない服って、そんなにないんです。

ただ、「これは、わたしには着こなせないな」というものはあります。

そういうとき、わたしはこう言います。

わたしには似合わないんですけど、お客様、すごくお似合いになると思います!

正直すぎるでしょうか??

でも、ミルキは本当にそう思っているので。

そのまま伝えます

それでも、好きは変わらない

新入社員の頃から、洋服が好きな気持ちは、まったく変わっていません。

変わったのは、好きの中身のほうです。

年齢とともに、体型とともに。この服は似合う、これはもう似合わない、というのが出てきました。

今は、いろいろあります。パーソナルカラー、骨格診断、顔タイプ診断、カラー診断。スタッフの着こなしを検索できるアプリもあります。こんな服を着てください、と紹介するライブ配信まであります。

時代だなあと思います。そして、面白いなあとも思います。

雑誌も、相変わらず買っています。

好きの形は変わったけれど、前よりもっと楽しくなりました。

メガネをかけて雑誌を読んでいるミルキちゃん

でも、売り場ではこうです

最近は、写真を1枚入れるだけで試着ができたり、AIがサイズを教えてくれたりするそうです。

すごい時代ですよね。

でも、売り場ではこうです。

Lサイズを持ってきたお客様が、こう言います。

お客様
お客様

僕これ着れる?

お客様
お客様

これ私着れるかしら??

……男性のときもあれば、女性のときもあります。たいてい、ご試着が面倒なんですよね。

ミルキ
ミルキ

着てみなさい!!

などと思います。

なんか、時間がないのにご自分の洋服を買いに急いで来られる方って、たまにいらっしゃいます。。。

……いえ、ちゃんと言います。ご試着していただくのが一番だと思いますよ。

だって、せっかくお金出して買うんでしょ!??

ミルキ
ミルキ

今、ここで着ちゃいますか??笑

ズボンは、さすがにその場ではご試着おすすめしませんけど、

ミルキ
ミルキ

今、ご試着室空いてると思いますよ!近いのでご案内しましょうか??

などと言った会話をする事もありますww

好きだけじゃ続かない。でも

結局のところ。

好きなだけでは、続きません。

でも、好きじゃないと、もっと続きません。

たぶんそれだけのことなんだと思います。

……ところで、これからのお洋服屋さんの未来って、どうなるんでしょうね???ミルキ、時々考えることあります。

その話は、また次回

今日もお疲れさま!🍓

※このブログはフィクションです。登場する人物・お店はすべて架空のものです。

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