前に「アパレル販売員、誰でもできるって思っていませんか?」の中で、こう書きました。
自分の気持ちです。これが、核。
4行だけ書いて、そのままにしていました。
今日は、その話をします。これがたぶん、いちばん大事なことです。
なくなりそうになったこと
まず、正直なところから。
わたしにも、気持ちがなくなりそうになったことがあります。
失敗したとき。そのフィードバックで、めちゃくちゃきつい言い方をされたとき。
落ち込みます。もう次、行きたくない。そう思うくらい落ち込みます。
その夜は眠れません。頭の中が、これでいっぱいになります。
わたしがいけなかったんだ。
ずっとそう思ってしまいます。朝まで。
だから、想像力を使う
そういうとき、わたしが使うのは想像力です。
視野を、できるだけ広く持ってみるんです。
ここだけが世界じゃない。
わたしがいるのは、たしかにここです。でも、世の中はもっと広い。このお店を利用している人の数だけ、考え方があります。
たとえば今、わたしが信号を渡ろうとしている。この横断歩道にいる人数の分だけ、それぞれの世界があるんですよね。
そう考えると、すごくちっぽけだなと思えてきます。
その瞬間を、自分で見つけにいくんです。
通勤の途中でもいいし、行き交う人とすれ違うときでもいい。コンビニで買い物をしているときでもいいんです。
みんなみんな、それぞれ自分の世界を持って動いているんだな。
それが感じられることが、すごく大事だと思います。

ドローンで、上から見る
もうひとつ、わたしがよくやる方法があります。
妄想です。
頑張ってみてくださいね。
自分の頭の上にドローンを置いて、そのままシュッと上に上がっていきます。
お店が小さくなって、街が小さくなって、自分なんて点みたいになります。
自分って、すごいちっちゃーい。
そう思えるんですよね。
もし宇宙まで行けたら、もう上級者です。あなたは合格。
これ、何度も繰り返します。そうすると、だんだん楽しくなってくるんですよ。
人って、落ち込むと視野がどんどん狭くなります。そこでしか生きていないような気がしてくるんです。
でも、本当の現実は、すごく広い中の、本当にちっぽけな自分です。
あの人の言葉も、ちっぽけになる
そこまでいくと、こう思えます。
あの人に浴びせられた言葉って、全然たいしたことないじゃん。
そう思えるように、自分でしていくんです。
そして、もうひとつ。
その人自身も、きっと狭い檻の中にいらっしゃるんだな。
ふーん、かわいそう。
そう思っておくのが、いちばん勝てます。
朝の、一杯のお茶
想像だけでは足りない日もあります。
そういう日は、朝に、すごくいいお茶を一杯だけ飲んでから出勤していました。
高いやつです。たった一杯ですけど。
それと、当時は子どもが小さくて、家に帰ると自分の時間なんてありませんでした。
だから、朝です。
みんなが寝ている、誰もまだ起きていない時間。あそこに、わたしの時間を作っていました。
その時間で、リセットしていたんだと思います。
今は、遅番の前に15分だけ昼寝をしています。やっていることは、たぶん同じですね。

嬉しかった言葉も、覚えている
それから、優しい言葉を思い出すこともあります。
もちろんきつい言葉は、よく覚えています。でも不思議なもので、嬉しかった言葉も、同じくらい覚えているんです。
友達に言われたことがあります。
あのお店って、優秀な人じゃないと働けないんだよね。
本当かどうかは知りません。でも、落ち込んだ日には、それを思い出していました。
ちゃんと励みになっていたんです。
自分の気持ちだけは、自分で持っておく
まとめます。
相手に合わせることはできます。空気を読むこともできます。それは仕事なので。
でも、自分の気持ちだけは、自分で持っておく。
それがなくなると、立っていられなくなるので。
持っておく方法は、人それぞれでいいと思います。
想像力でも、朝のお茶でも、誰かにもらった言葉でも。
自分のやり方を、ひとつ持っておくこと。
それが、30年続けられた理由かもしれません。
今日もお疲れさま!🍓
※このブログはフィクションです。登場する人物・お店はすべて架空のものです。


コメント